労務・勤怠法令確認あり

運送業向け 出勤簿テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全12項目

出勤簿はどの会社にもあります。ただ、市販の様式をそのまま使うと、運送業では足りない欄が2つ出てきます。拘束時間と、休息期間です。

一般的な出勤簿は「始業・終業・労働時間」で完結します。運送業はそこに改善基準告示が乗るため、始業から終業までの拘束時間と、前日の終業から当日の始業までの休息期間を別に見る必要があります。労働時間だけを追っていると、拘束時間の上限に近づいていることに気づけません。

このテンプレートは、一般的な出勤簿の欄に、その2つと月の累計を足したものです。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 運送業の働き方に合った出勤簿を探している方
  • 拘束時間の集計欄がある出勤簿が欲しい方
  • 賃金台帳の根拠になる記録を整えたい方

どのような場面で使いますか

毎日の出退勤を記入し、月ごとに締めます。一般的な出勤簿に、運送業で必要になる欄を足した形にしてあります。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 曜日
  • 区分
  • 始業
  • 終業
  • 休憩(h:mm)
  • 労働時間
  • うち時間外
  • 拘束時間
  • 前日からの休息期間
  • 月累計拘束時間
  • 備考・印

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

出勤簿.xlsx — 記入例の一部
出勤簿 【記入例】
事業所名○○運輸株式会社 東京営業所
年月2026年8月
日付曜日区分始業終業休憩 (h:mm)労働時間うち 時間外拘束時間前日からの 休息期間月累計 拘束時間備考・印
8/3出勤6:0017:401:3010:102:1011:4011:40
8/4出勤6:0019:101:2011:503:5013:1012:2024:50長距離
8/5出勤6:0016:501:309:201:2010:5010:5035:40
8/6有休35:40年次有給休暇
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事業所名・年月・氏名などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 労働基準法第108条および同法施行規則により、使用者は賃金台帳に労働日数・労働時間数等を記入する必要があり、その基礎として出勤簿等の記録を整備・保存することが求められます。あわせて運送業では改善基準告示による拘束時間の管理が必要です。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

運送業の出勤簿と一般的な出勤簿の違い

運送業の出勤簿は、一般的な様式と欄の作りが違います。

一般的な出勤簿この様式
始業・終業ありあり
労働時間・残業ありあり
拘束時間無いあり(始業〜終業。休憩・待機を含む)
休息期間無いあり(前日の終業から当日の始業まで)
月の拘束時間累計無いあり(日々積み上がる)

出勤簿に労働時間と拘束時間を並べる意味

同じ1日で、労働時間が9時間・拘束時間が13時間ということが起こります。差は休憩と荷待ちです。

この2つを同じ行に並べておくと、差が開いている日が目で分かります。差が常に4時間を超えているなら、それは働き方ではなく荷待ちの問題で、荷主との条件の話になります。

出勤簿の押印欄について

出勤簿の押印欄は、法令で求められているものではありません。自社の運用で必要なら使い、不要なら列を削ってください。テンプレートは押印欄を右端に置いているので、削っても他の列がずれません。

出勤簿の保存

賃金台帳や労働者名簿とあわせて、労働基準法上の記録として保存します。保存期間は法改正の経過措置が関わるため、最新の取り扱いを所管の労働基準監督署にご確認ください。

出勤簿の区分欄の使い方

出勤・有休・欠勤・休日を書き分けます。運送業で迷いやすいのは、泊まりの運行の翌日です。

前日から続く運行で午前中に帰庫した日は「出勤」です。始業時刻は前日の欄に書いてあるので、当日の始業は空欄にし、備考に「前日からの継続運行」と書きます。両方の日に始業を書くと、拘束時間が二重に計上されます

出勤簿の締め日と月累計

月累計の拘束時間は、給与の締め日ではなく暦月で見ます。改善基準告示の1か月は暦月が基本だからです。

給与の締めが20日の事業所では、出勤簿を給与に合わせて20日締めにしたくなりますが、そうすると月の拘束時間が確認できなくなります。暦月で作り、給与計算のときに期間を切り出す方が安全です。

タイムカードがある場合の出勤簿

タイムカードで労働時間を把握していれば、それが記録になります。それでもこの表を併用する事業所が多いのは、拘束時間と休息期間がタイムカードから自動では出ないためです。

打刻データを月末にこの表へ流し込み、拘束時間の列だけ確認する。それだけでも、上限に近づいている運転者が見えます。

よくある質問

タイムカードがあれば出勤簿は不要ですか。

タイムカード等で労働時間を把握していれば、それが記録になります。ただし拘束時間・休息期間の確認までは自動で出ないため、集計する表を別に持っている事業所が多くあります。

拘束時間管理表との違いは何ですか。

この出勤簿は労務全般(出欠・労働時間・残業)を含みます。拘束時間管理表は改善基準告示の確認に絞った様式です。片方だけで足りる事業所もあります。

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