運行管理法令確認あり

運送業向け 運転日報テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全12項目

運転日報は、運送事業者が最も多く書く書類です。1台につき1日1枚、稼働している車の数だけ毎日増えていきます。

貨物自動車運送事業輸送安全規則が求めているのは「乗務等の記録」で、運転者ごとに、乗務した日・自動車の番号・乗務の開始と終了の地点と日時・主な経過地点・走行距離などを記録し、1年間保存するというものです。様式は自由なので、この項目さえ入っていれば自社の形でかまいません。

このテンプレートは、その記載事項を左から時系列で並べ、給油や荷役といった実務で必要になる欄を足したものです。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 乗務等の記録として使える日報の様式を探している方
  • 手書きの日報からExcelに切り替えたい運行管理者の方
  • 巡回指導で日報の記載事項を指摘されたことがある方

どのような場面で使いますか

乗務員ごと・月ごとに1枚で管理します。毎日書き足していく書類なので、記入する欄が少ないほど続きます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 出庫時刻
  • 帰庫時刻
  • 出発地
  • 主な経過地・到着地
  • 出庫時メーター
  • 帰庫時メーター
  • 走行距離(km)
  • 休憩(開始-終了)
  • 荷積・荷卸
  • 給油(L)
  • 特記事項

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

運転日報.xlsx — 記入例の一部
運転日報 【記入例】
事業所名○○運輸株式会社 東京営業所
年月2026年8月
日付出庫 時刻帰庫 時刻出発地主な経過地・到着地出庫時 メーター帰庫時 メーター走行距離 (km)休憩 (開始-終了)荷積・荷卸給油 (L)特記事項
8/3(月)6:3017:10東京営業所川崎(荷積)→ 横浜(荷卸)→ 東京営業所82,14082,31817810:00-10:30荷積 8:20/荷卸 11:4060
8/4(火)6:2518:40東京営業所大宮(荷積)→ 宇都宮(荷卸)→ 東京営業所82,31882,61229412:10-12:50荷積 8:05/荷卸 13:30首都高速 渋滞30分
8/5(水)6:3016:20東京営業所横浜(荷積)→ 静岡(荷卸)→ 東京営業所82,61282,90529311:30-12:00荷積 8:00/荷卸 12:4070
8/6(木)6:4015:50東京営業所川崎(荷積)→ 千葉(荷卸)→ 東京営業所82,90583,04113611:00-11:40荷積 8:30/荷卸 12:50荷主都合により待機50分
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 15 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事業所名・年月・乗務員名などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 貨物自動車運送事業輸送安全規則第8条は、事業者に対し、乗務した運転者ごとに「乗務等の記録」を作成し、1年間保存することを求めています。記載事項は定められていますが、様式そのものは定められていません。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

運転日報に残せる項目

運転日報に残せる項目は、次のとおりです。

記録する内容対応する列
いつ・誰が・どの車で日付/乗務員名/車両番号(ヘッダー)
どこからどこまで出発地・到着地
何時から何時まで出庫・帰庫時刻
どれだけ走ったか走行距離(メーター値の差)
途中で何をしたか休憩・荷積・荷卸の時刻

運転日報の書き方で迷いやすいところ

走行距離はメーターの実測値で書きます。 出庫時と帰庫時のオドメーターを書いて差を取る形にしておくと、後から検証できます。区間ごとの距離を頭で足した数字は、検証のしようがありません。

休憩は「取った時間」を書きます。 連続運転時間の管理と直結する欄です。改善基準告示では連続運転時間は4時間以内とされ、運転の中断は1回おおむね連続10分以上・合計30分以上が必要とされています。日報に休憩の開始と終了が入っていないと、この確認ができません。

空欄で出さないでください。 該当が無い欄には斜線か「なし」を入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。

運転日報の保存期間は1年

運転日報の保存期間は、乗務等の記録として1年間です。月ごとにファイルを分け、年月がファイル名に入る形で保管しておくと、巡回指導のときに探す手間がなくなります。

なお、事故に関係した日の日報は、事故の記録(3年保存)と一緒に別途控えておくと確実です。日報だけ1年で処分してしまうと、事故記録の裏付けが取れなくなります。

月をまたぐ運行の運転日報の書き方

泊まりの運行では、出庫と帰庫が別の月になることがあります。このとき行を分けないでください。1本の運行は1行です。出庫の日付の行に書き、帰庫時刻の欄に「翌19:30」のように書きます。

月をまたいで行を分けると、走行距離の差が合わなくなります。メーター値は出庫と帰庫の対で意味を持つためです。

運転日報をExcelで運用するときに決めること

Excelで回すなら、次の3つを最初に決めておいてください。後から決めると、決める前の分が救えません。

  1. ファイル名の形(例:日報_2026-08_山田.xlsx)。年月と氏名が入っていれば探せます
  2. 提出後は編集しない。月が変わったら別名で保存し、前月分は触らない
  3. 保管場所。共有フォルダのどこに置くかを決め、個人のPCに残さない

3つ目が抜けると、退職時にその人の日報だけ消える、ということが起こります。

よくある質問

手書きの日報から切り替えても問題ありませんか。

記載事項が満たされていれば、紙でもExcelでも構いません。ただし電子で管理する場合は、改ざんされない運用(提出後は編集しない、月次でPDF化するなど)を決めておくと安心です。

1枚に何日分書けますか。

初期状態で20行、およそ1か月分の運行を1枚に収める想定です。行を増やす場合は最終行をコピーして貼り付けてください。

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