運行管理法令確認あり

運送業向け 運行指示書テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全5項目

泊まりを伴う運行のように、出庫のときも帰庫のときも運行管理者が対面で点呼できない運行では、運行指示書を作成します。

作成した指示書は、事業者側で保存するとともに、写しを運転者に携行させ、内容を指示します。運行の途中で内容が変わったときは、変更内容を運転者に指示し、事業者側の正本と運転者が持つ写しの両方に記載します。保存期間は1年間です。

このテンプレートは、経路と時刻の欄を行で持ち、変更があった場合に追記できる欄を下に設けています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 泊まりの運行で運行指示書を作成する必要がある方
  • 書き方の例をもとに自社の様式を整えたい方
  • 指示書と日報のつながりを整理したい方

どのような場面で使いますか

乗務前に作成して乗務員へ渡し、変更が生じたときは指示内容を追記します。運行の途中で内容が変わることを前提にした書式です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 区分
  • 場所
  • 予定時刻
  • 内容・指示事項

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

運行指示書.xlsx — 記入例の一部
運行指示書 【記入例】
指示書番号2026-081
作成日2026年8月4日
日付区分場所予定時刻内容・指示事項
8/5出庫東京営業所5:50電話点呼実施。運行指示書の写しを携行
8/5荷積川崎第2倉庫7:00荷主指定の伝票を受領
8/5休憩海老名SA9:3030分以上(連続運転4時間以内)
8/5宿泊浜松 ○○ホテル19:00継続9時間以上の休息期間を確保
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。指示書番号・作成日・運転者名などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 貨物自動車運送事業輸送安全規則第9条の3は、乗務前および乗務後の点呼のいずれも対面で行えない乗務を含む運行について、運行指示書の作成・写しの携行・指示、および1年間の保存を求めています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

運行指示書が必要になる運行とは

「2日にまたがる運行だから必要」という覚え方をされることがありますが、正確には乗務前と乗務後の点呼のいずれも対面で実施できない乗務を含む運行が対象です。日をまたいでも、出庫と帰庫の両方で対面点呼ができるなら対象外になります。

判断に迷う運行がある場合は、所管の運輸支局に確認するのが確実です。

運行の途中で予定が変わったときの書き直し

運行指示書は「出す前に完成させる書類」ではなく、運行に合わせて更新する書類です。経路変更や宿泊地の変更があったときは、変更内容を運転者に指示したうえで、正本と写しの両方に記載します。

写しだけ書き換えて正本が古いまま、という状態が最も多い不備です。テンプレートの下部に変更記録欄を置いているのは、そこを1か所にまとめるためです。

運行指示書の写しを運転者に携行させる

写しは紙で渡すのが基本ですが、実務ではPDFにして端末に入れておく運用もあります。いずれの場合も、運転者がその場で提示できる状態にしておく必要があります。

運行指示書が要る運行と要らない運行の見分け方

配車を組む段階で、次の順に見ると判断できます。

  1. その運行に、乗務前の点呼を対面でできない乗務が含まれるか
  2. その運行に、乗務後の点呼を対面でできない乗務が含まれるか
  3. 両方に当てはまるなら、運行指示書を作る

日をまたぐかどうかではありません。夜間に出庫して翌朝に帰庫する運行でも、出庫時と帰庫時の両方で対面点呼ができるなら対象外です。逆に、日帰りでも直行直帰なら対象になり得ます。

判断に迷う運行の型が自社にあるなら、一度まとめて所管の運輸支局に確認しておくと、以後は配車の段階で機械的に判断できます。

運行指示書番号で配車表とつなげる

紙で渡す場合は、運行指示書番号を配車表の備考にも書いておきます。渡し忘れがその場で分かります。

PDFで渡す場合は、端末の電池切れと圏外を想定してください。提示を求められたときに開けなければ、携行していないのと同じです。紙とPDFの併用にしている事業所もあります。

よくある質問

運行指示書と運転日報は別々に必要ですか。

別の書類です。運行指示書は運行の前に「これからどう走るか」を指示するもの、運転日報は「実際にどう走ったか」の記録です。どちらも1年間の保存が必要です。

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