運行管理法令確認あり

運送業向け 点呼の実施要領

Word(.docx) / 最終更新:2026年8月23日 / 全16項目

点呼の実施要領は、点呼で何を確認し、どう記録するかを定めた文書です。点呼記録簿が記録の様式であるのに対し、要領はやり方そのものを書きます。

巡回指導で指摘が多いのは、記録はあるが実施の実態が伴っていない場合です。同じ時刻が並んでいる、確認事項が全部○になっている、といった記録は、形だけの点呼を疑われます。

このテンプレートは、確認する事項を場面ごとに並べ、聞き方の例まで書いた形にしています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 運送業で運行管理の書類を作成している方
  • 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
  • 今使っている様式を見直す参考にしたい方

どのような場面で使いますか

運行管理の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 事業者名
  • 営業所名
  • 制定日
  • 運行管理者
  • 第1 点呼を行う者
  • 第2 乗務前の点呼
  • 第3 乗務後の点呼
  • 第4 中間点呼(乗務前後の点呼を対面で行えない場合)
  • 第5 アルコール検知器の使用
  • 検知器の機種
  • 設置場所
  • 機器の点検
  • 故障時の対応
  • 第6 異常を認めた場合の対応
  • 第7 記録
  • 第8 この要領の見直し

文書のプレビュー

実際のファイルの記入例ページです。

点呼の実施要領.docx — 記入例の一部
点呼の実施要領 【記入例】
事業者名○○運輸株式会社
営業所名東京営業所
制定日令和8年4月1日
前文この要領は、当営業所における点呼の実施方法を定め、点呼を確実に行うことにより、輸送の安全を確保することを目的とする。
見出し内容
第1 点呼を行う者点呼は、運行管理者又は補助者が行う。
第2 乗務前の点呼確認する事項・確認の方法・聞き方の例
第3 乗務後の点呼確認する事項・確認の方法
第4 中間点呼(乗務前後の点呼を対面で行えない場合)乗務の途中で1回以上、電話その他の方法により点呼を行う。
本文記入例説明

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ファイル形式

形式Word(.docx)
対応Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer
用紙A4縦・余白20mmで設定済み
構成本文 / 記入例 / 説明
マクロ使用していません
ファイルサイズWord 約 9 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
  2. 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
  3. 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
  4. 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
  5. 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。

カスタマイズ方法

  • 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
  • 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 貨物自動車運送事業輸送安全規則は、乗務前・乗務後の点呼を対面等により行い、酒気帯びの有無をアルコール検知器を用いて確認し、その内容を記録して1年間保存することを求めています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

点呼で確認する事項

点呼で確認する事項は、次のとおりです。乗務前と乗務後で内容が変わります。

場面確認する事項
乗務前酒気帯びの有無、疾病・疲労・睡眠不足の状況、日常点検の結果、免許証の携行、運行の指示
乗務後酒気帯びの有無、道路と運行の状況、車両の状況、交替時の通告
中間酒気帯びの有無、疾病・疲労・睡眠不足の状況、道路と運行の状況

「大丈夫か」と聞かない

点呼で形だけになるのは、「体調は大丈夫か」と聞いているときです。 この聞き方では、ほぼ全員が「大丈夫です」と答えます。

具体的に聞いてください。「昨日は何時に寝たか」「今朝は何時に起きたか」「薬を飲んでいるか」。数字で答えられる質問にすると、実態が出ます。

顔色と目を見ることも要領に書いてください。言葉より、見た目のほうが分かることがあります。

アルコール検知器の使い方を、書いておく

検知器は、正しく使わなければ意味がありません。測定の前に飲食やうがいをさせない、口をつける部分を交換する、機器の点検を定期的に行う。この3つを要領に書いてください。

数値が0.00でない場合の対応も決めておきます。時間をおいて再測定するのか、その日は乗務させないのか。判断を現場に任せると、緩みます。

検知器の故障時の対応も書いておきます。予備を備え、故障したらどう対応するかを決めておかないと、その日の点呼が止まります。

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