運送業向け 巡回指導 自主点検チェックリスト

最終更新:2026年8月21日

巡回指導の通知が来てから書類を作り始めると、間に合いません。作った書類は見れば分かります。

このチェックリストは、通知が来る前に、自分で自分を見るためのものです。四半期に一度、30分かけて上から順に見ていけば、指摘される項目はほとんど自分で見つかります。

指摘が多いのは「書類が無い」ことよりも「あるが記録が欠けている」ことです。だからこのリストは、書類の有無だけでなく記録の抜けを探す欄を持たせています。

巡回指導 自主点検チェックリスト 【記入例】
営業所名○○運輸株式会社 東京営業所
点検日2026年8月21日
No.確認する書類・項目書類 の有無判定直近3か月の 欠落件数欠落の内容・原因対策と期限
1点呼記録簿(乗務前・乗務後)4乗務後の記録が4日分未記入。帰庫が遅い日に集中9月末までに帰庫時の提出手順を掲示
2乗務等の記録(運転日報)0
3運行指示書0
4乗務員台帳22名の健康診断欄が前年のまま9/10までに更新

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ファイル形式
根拠・注意
このチェックリストは、適正化事業実施機関が用いる巡回指導の項目そのものではありません。輸送安全規則等で求められる記録の整備状況を、事業者が自ら確認するために整理した参考様式です。

使い方

四半期に一度、次の順で確認します。

  1. 各項目の「書類の有無」を確認する
  2. 直近3か月分をめくり、記録の欠落を数える
  3. 欠落があった項目は、原因と対策を右端に書く
  4. 次回の確認日を決める

2番が要点です。 綴じてあるだけで安心してしまうと、乗務後の点呼記録だけが抜けている、といった状態に気づけません。

見る順番

見るもの抜けやすいところ
1点呼記録簿乗務後の記録、実施者名、電話点呼の方法欄
2乗務等の記録(日報)休憩の時刻、該当なし欄の斜線
3運行指示書変更があった日の正本への追記
4乗務員台帳免許の有効期限、健康診断・適性診断の更新
5指導監督の記録特別な指導(事故惹起・新規雇入)の実施
6点検整備記録簿定期点検の実施日と次回予定
7事故の記録再発防止策の欄が空のまま

判定は3段階にする

○×の2択にすると、「だいたいできている」が○に寄ります。○(できている)/△(一部欠落)/×(未整備)の3段階にして、△を必ず拾ってください。改善は△から始まります。

記録の残し方

このチェックリスト自体も残しておくと、前回からの改善が見えます。巡回指導の当日に「四半期ごとに自主点検しています」と実物を出せると、対応の印象がまったく違います。

このテンプレートについてよくある質問

巡回指導の実際の項目と同じですか。

同じではありません。実施機関が用いる項目そのものではなく、輸送安全規則等で求められる記録の整備状況を自社で確認するために整理したものです。正式な項目は所属する適正化事業実施機関にご確認ください。

どのくらいの頻度でやるべきですか。

四半期に一度を目安にしています。運転者数が多い事業所や、直近で指摘を受けた項目がある場合は、月次で見る運用もあります。

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