車両管理法令確認あり

運送業向け 点検整備記録簿テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月15日 / 全8項目

点検整備記録簿は、定期点検や整備を行ったときに、その内容を残す書類です。日常点検(毎日)とは別のもので、こちらは保存が求められています

事業用自動車の場合、点検整備記録簿の保存期間は1年間です。点検の周期は車両の種別によって異なるため、自社の車両がどの区分に当たるかを確認したうえで運用してください。

このテンプレートは、車両ごとに1枚を持ち、点検・整備を時系列で積み上げていく形にしています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 3か月点検・12か月点検の記録を残す立場の方
  • 整備工場から受け取った記録を自社でも管理したい方
  • 点検整備記録簿の保存期間を確認したい方

どのような場面で使いますか

定期点検を実施したときに記入します。車両管理台帳と対で持っておくと、いつ何を整備したかを追えます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 実施日
  • 種別
  • 走行距離(km)
  • 点検・整備の内容
  • 交換部品
  • 結果
  • 実施者・工場名
  • 次回予定

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

点検整備記録簿.xlsx — 記入例の一部
点検整備記録簿 【記入例】
事業所名○○運輸株式会社 東京営業所
車両番号品川 100 か 12-34
結果の書き方と、そのとき何をするか(点検に入る前に読む)
良 … 基準のとおり。そのまま使う。
調整・交換 … その場で直したもの。直した内容と部品を書く。使ってよい。
要整備 … 直せていないもの。整備が終わるまで運行に使わない。整備管理者へ連絡し、下の記録に書く。
「要整備」と書いた行は、整備が終わった日と確認した人まで埋める。空のままにしない。
外注したときも、確認するのは自社の整備管理者。工場から戻ってきただけでは運行に戻さない。
日常点検表で同じ箇所に△が続いていたら、その経緯を点検・整備の内容に書いておく。なぜその整備をしたのかが後から分かる。
実施日種別走行距離 (km)点検・整備の内容交換部品結果実施者・工場名次回予定
2026/07/103か月点検81,240制動装置・走行装置・緩衝装置ほか、点検基準に基づく点検を実施ブレーキパッド(前)○○自動車整備工場2026/10/10
2026/04/123か月点検74,880点検基準に基づく点検を実施。排気の状態に異常なし○○自動車整備工場2026/07/12
2026/02/03整備70,110左前輪ハブベアリングより異音。分解のうえ交換ハブベアリング(左前)○○自動車整備工場
2026/01/153か月点検68,940点検基準に基づく点検を実施。制動装置に異常なしエンジンオイル、オイルエレメント○○自動車整備工場2026/04/15
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 16 KB
更新日2026年9月15日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事業所名・車両番号・車名・型式などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 道路運送車両法第49条は、定期点検整備を行ったときの点検整備記録簿の記載と保存を求めています。事業用自動車の保存期間は1年間です。点検の周期は車両の種別により異なります。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

車両管理台帳と点検整備記録簿の違い

車両管理台帳は「いま各車両がどういう状態か」を横並びで見るための表です。点検整備記録簿は「その1台に何をしてきたか」を縦に積む表です。

役割が違うため、どちらか一方では足りません。台帳で次の点検時期を把握し、実施したら記録簿に書く、という往復になります。

点検整備記録簿に走行距離を必ず入れる

点検の記録に走行距離が入っていると、部品の交換時期を距離で判断できるようになります。「前回のブレーキ整備から何km走ったか」は、日付だけでは分かりません。

整備を外注したときの記録簿

整備工場に依頼した場合も、記録簿は自社で保管します。工場から受け取った作業明細の内容を転記し、備考に工場名と伝票番号を残しておくと、後から原本にたどり着けます。

点検整備記録簿の保存期間は1年

事業用自動車では1年間です。ただし、車両を売却・返却する際に整備履歴の提示を求められることがあるため、実務上はそれより長く残しておく事業者が多くあります。

整備工場の作業明細を記録簿に転記する

整備工場に出すと、作業明細が返ってきます。明細をファイルに綴じただけでは記録簿になりません。 記録簿に転記してください。

転記するのは4つです。実施日、走行距離、作業の内容、交換した部品。備考に工場名と伝票番号を書いておけば、原本にたどり着けます。

明細をそのまま綴じる運用でも構いませんが、その場合は1台1ファイルで時系列に並べること。車両をまたいで日付順に綴じると、1台の履歴を追うのに全部めくることになります。

車両を手放すときの整備記録簿

売却・返却する車両の記録簿は、車両と一緒に渡すことがあります。渡す前に自社の控えを取ってください

事故や不具合の申し出が後から来ることがあり、そのときに整備履歴が手元にないと説明ができません。控えはPDFで構いません。

日常点検表と点検整備記録簿の繋ぎ方

日常点検表で同じ箇所に△が続いたら、整備に回す合図です。整備したら、この記録簿に「日常点検で継続して指摘があったため」と経緯を書いておくと、なぜその整備をしたのかが後から分かります。

「要整備」と書いたあと、その車を出していいのか

点検で不具合が見つかったとき、現場が知りたいのは「この車を明日出していいのか」です。結果の欄に「要整備」とだけ書いても、この問いには答えられません。

この様式では、結果の書き方を表の中(見出しの上)に置いています。

結果状態そのときすること
基準のとおりそのまま使う
調整・交換その場で直した直した内容と部品を書く。使ってよい
要整備直せていない整備が終わるまで運行に使わない

「要整備」と書いた行は、整備が終わった日と確認した人まで埋めます。空のままの行が残っていると、直っていない車が走っているのか、書き忘れなのかが分かりません。

工場から戻ってきただけでは、運行に戻さない

表の下に「異常があったときの記録」を置いています。見つけた状態、運行に使ったか止めたか、誰にいつ連絡したか、整備の内容と完了日、整備管理者と運行再開日までを1行でたどれます。

外注したときも、運行に戻す確認をするのは自社の整備管理者です。伝票が来たことと、車が使える状態になったことは別です。

よくある質問

点検の周期は何か月ですか。

車両の種別・用途によって異なります。事業用自動車には3か月ごとの点検が定められている区分があり、あわせて12か月ごとの点検があります。自社の車両がどの区分に当たるかは、車検証の記載と所管の運輸支局・整備工場にご確認ください。

記録簿は車内に備え付ける必要がありますか。

点検整備記録簿は、その自動車に備え置くこととされています。運用については整備工場や運輸支局にご確認ください。

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