車両管理法令確認あり

運送業向け 日常点検表(トラック)テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月15日 / 全16項目

日常点検は、運行の開始前に行う点検です。事業用自動車では1日1回、運行前に実施します。

日常点検そのものに記録の保存義務は定められていませんが、点呼記録には日常点検の状況を記載する必要があるため、実務では点検結果を残しておくのが一般的です。「点検した」と口頭で伝えるだけでは、点呼記録の裏付けになりません。

このテンプレートは、1台につき1か月分を1枚にまとめ、日付を列、点検項目を行にしています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 運行前の日常点検を記録に残す必要がある方
  • 点検項目を自社のトラックに合わせて整理したい方
  • 点検が形だけになっていると感じている方

どのような場面で使いますか

運行の前に、車両ごとに点検して記入します。1か月分を1枚にまとめる形なので、月末にそのまま保管できます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 点検項目
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

日常点検表(トラック).xlsx — 記入例の一部
日常点検表(運行前点検) 【記入例】
事業所名○○運輸株式会社 東京営業所
車両番号品川 100 か 12-34
判定の付け方と、そのとき何をするか(出庫前に読む)
○ 良 … そのまま出庫する。
△ 要注意・処置済 … その場で直してから出庫する。直した内容と実施者を下の記録に書き、運行管理者に伝える。(空気圧の調整、灯火のゆるみ、液量の補充など)
× 不良 … 出庫しない。運行を中止し、すぐ運行管理者へ連絡する。整備が済むまで動かさない。(ブレーキの効き、ハンドルの遊び、灯火の不点灯、タイヤの損傷、エア漏れなど)
×を付けて出庫を止める判断は、運転者がしてよい。配車の都合で先送りしない。止めた人を責めない。
止めた車両は、整備が終わり、確認者が運行再開日を書くまで出さない。
同じ箇所に△が続いたら、整備に回す合図。点検整備記録簿に移す。
点検項目123456789101112131415
ブレーキの踏みしろ・効き
ブレーキ液の量/エア圧の上がり
タイヤの空気圧・亀裂・損傷
タイヤの溝の深さ/ナットの緩み
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 18 KB
更新日2026年9月15日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事業所名・車両番号・年月などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 道路運送車両法第47条の2は、事業用自動車の使用者等に対し、1日1回、運行の開始前に日常点検を行うことを求めています。点検項目は自動車点検基準に定められています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

日常点検表を1か月1枚にした理由

日常点検表を「1日1枚」で作ると、1か月で30枚になり、綴じるのも探すのも手間がかかります。項目を縦に、日付を横に置くと、1台1か月が1枚に収まり、続けて記録されているかが一目で分かります

抜けた日は列が空白のまま残るので、書き忘れがそのまま見えます。

トラックの日常点検の主な項目

トラックの日常点検で見る主な項目は、次のとおりです。

  • ブレーキ(踏みしろ、効き、ブレーキ液の量、エア圧の上がり具合)
  • タイヤ(空気圧、亀裂・損傷、溝の深さ、ボルト・ナットの緩み)
  • バッテリ、原動機(エンジンのかかり具合、異音、オイルの量)
  • 灯火装置・方向指示器の点灯、汚れ・損傷
  • ウインド・ウォッシャ、ワイパー
  • 運行において異状が認められた箇所

車両の種類や装備によって点検項目は変わります。自社の車両に合わせて行を追加・削除してください。

日常点検で異常があったときの流れ

点検で異常を見つけたら、その場で整備を行うか、運行を中止します。テンプレート下部の処置欄には、いつ・誰が・どう処置したかを書きます。「異常あり」だけで処置が書かれていない記録は、後から見ると何も分かりません。

日常点検表の16日以降の書き方

このテンプレートは1〜15日の列を持っています。月の後半は、同じシートをコピーして「8月後半」として使うか、列を右に足してください。

列を足す場合は、A4横1枚に収まる範囲に収めます。31日分を1枚に詰めると文字が小さくなり、現場で読めなくなります。半月で1枚が、印刷して使うときの現実的な単位です。

日常点検の実施者が日によって違うとき

実施者の行を氏名で埋めてください。押印だけの運用は、印影が似ていて誰の点検か判別できなくなります。

代務者が点検した日は、その人の名前を書きます。「いつも山田さんがやっているはず」という前提で運用すると、山田さんが休んだ日の点検が抜けます。

日常点検の判定を3段階にする理由

○×の2択にすると、「少し気になるが走れる」が○に寄ります。△を用意しておくと、処置して走ったという状態を記録に残せます

△を付けた日は、下の「異常があったときの記録」に処置と実施者を書く。この積み重ねが、点検整備記録簿に整備として記録すべきタイミングを教えてくれます。同じ箇所に△が続くなら、それは整備に回す合図です。

異常を見つけた運転者は、出庫していいのか

出庫の直前にいちばん迷うのがここです。配車は決まっていて荷主も待っている。この状態で「少し気になる」を報告できるかどうかが、この表の分かれ目になります。

この様式では、判定の付け方を表の中(見出しの上)に置いています。

判定状態そのときすること
そのまま出庫する
要注意・処置済その場で直してから出庫する。記録に書き、運行管理者に伝える
×不良出庫しない。運行を中止し、すぐ運行管理者へ連絡する

×を付けて出庫を止める判断は、運転者がしてよい、と決めておきます。止めた人を責めない形にしないと、迷ったときに○が付きます。

直したことと、出し直したことを分けて書く

表の下に「異常があったときの記録」を置いています。見つけた状態、出したのか止めたのか、誰にいつ連絡したか、処置の内容と処置日、確認者と運行再開日時までを1行でたどれます。

止めた車両は、確認者が運行再開日時を書くまで出しません。整備工場から戻ってきただけでは再開しません。点検者・運行管理者・整備管理者の欄は、いちばん下にあります。

よくある質問

運転者以外が点検してもよいですか。

使用者または運転者が行うこととされています。誰が実施したかが分かるよう、テンプレートには実施者の欄を設けています。

記録の保存は必要ですか。

日常点検の記録そのものについて保存期間の定めはありませんが、点呼記録に日常点検の状況を記載する必要があるため、記録として残しておくことをおすすめします。

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