運送業向け 日常点検表(トラック)テンプレート
最終更新:2026年8月21日
日常点検は、運行の開始前に行う点検です。事業用自動車では1日1回、運行前に実施します。
日常点検そのものに記録の保存義務は定められていませんが、点呼記録には日常点検の状況を記載する必要があるため、実務では点検結果を残しておくのが一般的です。「点検した」と口頭で伝えるだけでは、点呼記録の裏付けになりません。
このテンプレートは、1台につき1か月分を1枚にまとめ、日付を列、点検項目を行にしています。
| 日常点検表(運行前点検) 【記入例】 | |||||||||||||||
| 事業所名 | ○○運輸株式会社 東京営業所 | ||||||||||||||
| 車両番号 | 品川 100 か 12-34 | ||||||||||||||
| 点検項目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| ブレーキの踏みしろ・効き | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||||
| ブレーキ液の量/エア圧の上がり | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||||
| タイヤの空気圧・亀裂・損傷 | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ||||||||||
| タイヤの溝の深さ/ナットの緩み | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||||
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道路運送車両法第47条の2は、事業用自動車の使用者等に対し、1日1回、運行の開始前に日常点検を行うことを求めています。点検項目は自動車点検基準に定められています。
項目を行に、日付を列にした理由
点検表を「1日1枚」で作ると、1か月で30枚になり、綴じるのも探すのも手間がかかります。項目を縦に、日付を横に置くと、1台1か月が1枚に収まり、続けて記録されているかが一目で分かります。
抜けた日は列が空白のまま残るので、書き忘れがそのまま見えます。
主な点検項目
- ブレーキ(踏みしろ、効き、ブレーキ液の量、エア圧の上がり具合)
- タイヤ(空気圧、亀裂・損傷、溝の深さ、ボルト・ナットの緩み)
- バッテリ、原動機(エンジンのかかり具合、異音、オイルの量)
- 灯火装置・方向指示器の点灯、汚れ・損傷
- ウインド・ウォッシャ、ワイパー
- 運行において異状が認められた箇所
車両の種類や装備によって点検項目は変わります。自社の車両に合わせて行を追加・削除してください。
異常があったときの流れ
点検で異常を見つけたら、その場で整備を行うか、運行を中止します。テンプレート下部の処置欄には、いつ・誰が・どう処置したかを書きます。「異常あり」だけで処置が書かれていない記録は、後から見ると何も分かりません。
このテンプレートについてよくある質問
運転者以外が点検してもよいですか。
使用者または運転者が行うこととされています。誰が実施したかが分かるよう、テンプレートには実施者の欄を設けています。
記録の保存は必要ですか。
日常点検の記録そのものについて保存期間の定めはありませんが、点呼記録に日常点検の状況を記載する必要があるため、記録として残しておくことをおすすめします。